飼い主のせいで…ペットに増えてる病気のリスク

犬にも生活習慣病

最近は、犬の生活や環境は以前と変わってきました。バランスの取れたドッグフードの流通や、室内飼育の増加、獣医学の進歩などで、犬の寿命は長くなり高齢化も進んできました。その一方、高齢化や生活習慣の変化で心臓病、ガンなどの病気になる犬が増えています。これらの病気は、加齢や普段の生活習慣が発症の原因とされるので、生活習慣病と言えます。生活習慣病をもたらす主な原因として、肥満があります。肥満そのものが生活習慣病と言えますが、心臓病、糖尿病といった別の生活習慣病をもたらす主な原因となります。最近では、栄養過多の食事や、室内飼育で運動不足といった生活習慣で肥満になる犬が増えています。飼い主の誤った食事管理で、肥満になるのがよく分かってきました。飼い主の過剰な給餌といった習慣により、肥満や生活習慣病を引き起こしてしまいます。また、犬にはふさわしくない生活習慣で、心臓病、ガン、糖尿病の他にも、関節の病気や歯周病も発症することがあります。

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運動不足が原因?

また、犬が生活習慣病を引き起こす原因として、運動不足が挙げられます。最近は、室内飼育が多くなり、ただ室内を歩いているだけでは運動不足になります。また、犬が散歩に行きたがっているのに、飼い主が面倒になって散歩に行かないこともあるでしょう。運動不足は肥満につながります。また、肥満になれば、生活習慣病の危険性が高くなります。運動不足で、消費カロリーが食べ物で摂ったカロリーより少なければ、肥満へ近づいてしまいます。ですので、小型犬なら20~30分、大型犬なら30~60分位、散歩するのが理想的とされます。また、犬にストレスを発散させることも大事です。散歩はもちろん、たまにはドッグランへ連れていくのもいいでしょう。また、以前より犬の平均寿命は延びました。寿命が延びると、病気になる可能性も増えてきます。飼い主の犬への食事や運動の管理で、生活習慣病の予防ができるとされます。

・完全室内飼いである
完全室内飼いの犬は、運動不足から肥満になりやすい傾向が。そのため、糖尿病のリスクが高くなる傾向に。

犬の糖尿病~かかりやすい犬や症状、治療法から予防のポイントまで~|いぬのきもちWEB MAGAZINE

犬の生活習慣病を飼い主が防ぐ

ここ数十年で、犬の寿命はどんどん延びました。それにより、生活習慣病になる犬が増えています。生活習慣病にさせないためには、飼い主の役割は重要です。まず、肥満にさせないことです。肥満はあらゆる病気の原因です。飼い主がきちんと食事を管理することです。また、歯磨きをすることです。歯周病で、心臓病の危険性が高まったり、糖尿病が悪化しやすいとされます。また、運動不足を解消し、ストレスを与えないことです。犬の生活習慣病の予防、生活の管理はすべて飼い主の責任と言えます。

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